2007-04-13

すべてがIfになる

もし、この世界が僕の見ている夢であって、周りの誰もが僕の妄想でしかなかったとしても、確実に僕という存在はいるのである。

もし、僕以外の人間がみな機械であって、感情など持っていないのだとしても、僕がもっている感情を創造した存在はいるのである。

もし、神などいなくて夢でもなくて、ただなんとなくこの星が浮かんでいるのだとしても、何も始まらないし終わらないのである。

もし、あの子と一緒にいられるとしたら、その間だけ、全ての空想は吹き飛んで、でも夢の中にいるみたいで、そして二人が神なのである。

どうせこんな考えはいついつまでもIfのままで、今見えている世界の、見ている世界の神である僕の中で淡く気化するだけである。

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