2007-03-09

「味覚極楽」箱入り初版本の上にお茶こぼしたああああ……!

魔法瓶空中分解するなんて誰が思うよ!

こないだアンティークのカップを割ったときにも思ったものだけれど「もうこれから先けして増えることはありえないもの」ってとても多い。

例えば「平安時代に出来た××」なんかは、これからどう頑張ったって増えることはないわけだ。

極端な事を言えば、そのうち必ず「平安時代に出来たもの」は絶滅するだろう。凄く遠い未来になるだろうけれど。

それに、精一杯、できる限り守ろうとしても、その守れる数には限りがあるし、

価値のあるものをしっかり選び出して守っているつもりでも、それは「今の基準による価値のあるもの」でしかないわけだ。

後になって「惜しい事をしたな」と気付いてももう取り返しが付かないことって一杯ある。

『再発見はなされた、しかし遅すぎた』というようなことが。

解決作、こればっかりは見付からない。

全てのものを後生大事にしまいこむことなんて出来ないのだし、新しいものを生み出し続ける事だって大切なのだし。

でもやっぱり、なくなって欲しくないものって、あるよなあ…。

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