例えば、学習障害の中心的症状である「読み書き障害」(ディスレクシア; dyslexia)である方の中には、健常者と比べて視覚シンボル(トイレの男女マークとか案内図記号とか)の認識が顕著に早い人がいたりします。
特に高次脳機能障害など、物理的に脳が痛んでいるのではなく、脳の処理システムが普通の人とちょっと違う人は、我々が簡単にできることを苦手とする代わりに、我々がとてもできないようなことをいとも簡単になし得たりします。
脳がどうこうという話まで行かなくても、空気が読めるということは周囲の状況をある意味過剰にセンシングしてそれに合わせているわけで、性格特性としてやや自尊心や自己効力感が低かったりするでしょう。その他の、頭いいとか努力とかは先天的なものより、それを活かせる・誉められる環境にあったという要因のほうが大きいのでしょうが。
交通事故にあって、脳の聴覚を司る部分が傷んでしまって、音が聞こえなくなった人が、しばらくすると色彩感覚が異常に研ぎ澄まされて、素晴らしい絵を描くようになった。とかいうTV...
例えば、学習障害の中心的症状である「読み書き障害」(ディスレクシア; dyslexia)である方の中には、健常者と比べて視覚シンボル(トイレの男女マークとか案内図記号とか)の認識が顕著に...