「学歴がある」=「頭が良い」っていうのは間違いだと思う。頭が良くて学歴がない人はたくさんいるだろう。
そもそも「頭が良い」とはどういうことか。定義付けが必要ではないか。「物事を自己に入力する」+「物事を理解する」+「種々の物事の関係を整理する」+「思考を出力する」という一連の処理をする能力が高いことが「頭が良い」ということだと思う。処理可能な物事や処理速度には、働いている脳と身体の機能の差(これは障碍がなければ「天才」を除いて微小だと思う)および訓練による差がある。
「高学歴」の人は、教育システム(入学試験システム)への適応能力が高いということになる。もちろん「高学歴」の人にも私の定義する「頭の良い」人もいるけれども、学歴は、頭の良し悪しの基準にはならない。
ちなみに、昔CTを撮ったとき「よい頭だ」といわれたことがある。