2007-02-19

「ぢ」と「じ」-原則に縛られてしまう気の行かない私たち愚民たち

http://anond.hatelabo.jp/20070219164245

おっしゃるとおりだと思います。

地震の「地」は、「ち」が濁ったのではなく、元から「じ」と読む。

「じ」と読むのも元は「ち」が濁ったのではないか、と思われるかもしれないが、

土地も死地も菊地も仮換地も、ぜーんぶ濁らないで「ち」と読む。

「ち」と「じ」は別個の音です。よく『連濁だから「ぢ」だ』と誤解されている例ですね。

ちに点々が付く文字は、使わないという原則。

連濁、連呼による濁音化の場合という例外。

「原則と例外」って、見かけによらず難しい概念です。

一見、原則に当てはまるようならば、すぐに原則通りの結論を出してしまいがちです。

だけど論理的にはその前段階として、原則に当てはまるかどうか、原則を適用する場面か、

という検討が必要になります。

これを抜かしてしまうと、上記のような誤解を招いてしまいます。

気づかずにこれをやってしまって、詭弁を弄していた、なんてことがあるかもしれませんね。

自分も気をつけたいです。

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