2007-02-14

よくある記憶術は、「かな入力」ではないか

巷でよく話題になる記憶術。テレビなんかでも記憶法みたいな感じでたびたび紹介される。

いわく、「体の一部と対応させて結びつけて覚える」。

いわく、「語呂合わせにして物語にして覚える」。

そういうやりかたで、意味のないモノの羅列を瞬時に記憶する人や、

円周率を諳んじている人をたまーに見かける。

これはいい、と、たびたび記憶術を試そうと訓練するのだが、まったく身につかない。

そんな迂遠な思考過程を踏まないで、そのまんま覚えて、繰り返し暗誦すればいいではないかとさえ思う。

この関係は、ローマ字入力に対する、かな入力と似ていると思った。

確かにかな入力は効率がいい。

ローマ字入力ならば、ひらがなひとつにつき基本的に2タッチを要するが、

かな入力だと、ひらがなひとつきにつき基本的に1タッチとなる。

しかし、かな入力を使いこなせるレベル

特に普通ローマ字によるタッチタイプよりも早く入力が出来るまで訓練するのが一苦労である。

生半可なレベルにしかならないのなら、わざわざ覚える必要はない。

今までやってきたとおりにやればよい。別の方法を覚えるのは混乱するだけなのだ。

今更なんだから、無理せず、今までの人生で積み上げてきた、自然な覚え方をするのが一番だと思った。

身に付けても、冒頭に上げたような円周率記憶とかにしか使えないなら、大道芸レベルである。

その点も、タイピングと同じような気がする。

  • http://anond.hatelabo.jp/20070214213605 はてブみたいなSBMでタギングするのは、単に整理して後から検索しやすくす為だけじゃなくて そのブックマークしたページとタグのキーワードを結びつけて...

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