2007-02-02

失踪したい

朝、ふと起きたら失踪したくなった。

誰一人知り合いのいない街で、適当バイトをして生きていきたい。

もちろんそんな事はできないのは分かっている。

二年ほど前、擬似失踪を試したことがあった。

  • 仕事には行く
  • すべての連絡を断つ

ルールはこの二つ。

携帯電話の電源を切るだけで準備は整った。

何のことはない、僕にとって人間関係とはつまり、この端末なのだと思った。

この試みは三週間ほどで終わりを告げた。

親と友人から、それぞれ会社経由で電話がきた。

さすがに携帯電話の電源が切れていたのはまずかったらしい。

いま入っている予定のうち、一番最後が三月の第一週。

これを過ぎてもまだ失踪したかったら、もう一回擬似失踪してみようと思う。

前回の反省を踏まえて、携帯電話の電源は入れておこうと思う。

携帯電話留守電に、「連絡しろ」と入ったらゲームオーバー

そのときには、ここに「失踪日記」でも書こうかな。

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