今日の現代社会の授業は「謝罪の仕方」についてやるよー。
みんなは、これまでの授業では相手が怒ったら素直に謝りましょうというように習っていたと思うけど、今日はそれを一歩進めて、現代社会で相手が怒った場合についての授業だから、みんなも実際に使う場面が出てくるかもなのでよく聞くようにー。
教材は、
教材A http://d.hatena.ne.jp/ululun/20070128/1169954241
教材B http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/20070128/1169990915
この2つのエントリを使うので各自読んでおいてねー。
読んでもらったら分かったと思うけど、教材Aではこれ以上ない程にブチキレちゃってるよねー。このブチキレに対応したのが教材Bだけど、まず相手がブチキレた時の基本原則として、決して相手に合わせて感情を昂ぶらせたりせずに、ただ淡々と対応するというものがあるんだよ。教材Bでは、まず
ええ、やってますよ。棚に上げてからかっているのではなくて、私も同じことをしているけどululunさんの方が上手だったからブクマが集まったということです。運営でもないしアルファでもない私がもっとブクマを集めようとすれば、ululunさんのやり方を見習うのが自然です。要するに、タイトルのつけ方が上手かったという話です。
やや相手を持ち上げつつ、淡々と事実を指摘するのみにして、決していきなり自分の意見をガチンコでぶつけたりはしていないよねー。こっちまでブチキレちゃったら泥沼になっちゃうからねー。そして、ちょっと相手が冷静になったところで、次は感情を昂ぶらせるというのは現代社会では軽蔑されることであるということを思い出させるんですねー。
このように、ululunさんが取り付く島もないほど猛抗議しているのですが、ululunさん自身のエントリに比べて、許容できない限度を超えたものなんでしょうか。そもそもあの記事には誹謗中傷の言葉もないですし、記事のブクマコメントにもあるように実用的な記事として読めます。特に、偏差値云々のくだりは全く触れていないことなので、ululunさんが一人で被害妄想的に怒りを増幅させている印象があります。単体の主張としては分からなくはないですが、自分が言うのは良いが、他人が言うのは許せないという風になっていないでしょうか。
「DisっていいのはDisられる覚悟のある奴だけだ」と思います。いや、別にあの記事はDisっていないですけど、そう感じる表現を見た場合、自分でもそういう表現をしている可能性が高いということです。去年のululunさんを巡る騒動を見ると、特にそう思います。
このように、怒ってるのは自分にも問題があるんじゃないの?というように問題提起することで、教材Aは教材Bが原因で起こっているという因果関係を、教材Aは教材Aの野蛮さによって怒っているというように構図そのものを塗り替えちゃうんだよねー。さらに、この教材Bでは前半部分で遠まわしに推定無罪という概念を尊重するのか?しないのか?という問いまで含ませてあって、ますます教材Aは自身の野蛮さによって怒っているという構図を強化してるんだねー。このコンボは非常に参考になるので、皆ちゃんと覚えておくんだよー。ちなみに、この自身の野蛮さに気付かせるという手法は、あくまでも現代文化を強く信仰している人にしか効かないから注意するようにー。ヤ○ザさんなんてそんなのおかまいなしだからねー(笑)。
最後に、教材Bは
ただ、「私が傷ついていないと思ったら大間違いだ。」はちょっと切ない台詞です。もしululunさんがツンデレ美少女だったら危ないところでした。
こう締めくくっているね。こういうように最後にユーモアを持ってくるのは非常に有効なんだよー。なぜかって?それは現代社会ではユーモアを理解しない人間は最も軽蔑されるからだねー。前段落で理性的で先進的な現代社会の一員であることを思い出させて、最後にユーモアで締めくくる。これはもう一種の定石だから、相手が現代文化を強く信仰している場合はどんどん使っていくといいよー。
こういったように、現代社会では怒るという行為自体が軽蔑されるので、その軽蔑すべき行為に対して謝罪するという選択肢は存在しないんだねー。
だから絶対に「ごめんなさい」って言っちゃダメなんだよー。
皆はこれから、「美しい国」日本を背負って立つ人材なんだから、決して未開文明的な精神、行為に屈服することなく、むしろ相手を先進的文明に引き上げてあげるくらいの
気持ちで突き進んでいってねー。
あ、もう授業も終わりだねー。今日の給食は焼肉だから先生楽しみだよー(笑)。
もっと直情的に生きられないのかなこの世の中
http://anond.hatelabo.jp/20070129005856 あまりに感銘を受けたのでこの作者がsirouto2自身でないことを祈ってしまった