たまに、すごいロングのカメラで自分が見える。
いや、もちろん想像だけど。
Googleアースでぎゅーーーーんとズームバックするみたいな感じ?
地球のまわりを薄い空気の層がつつんでいて、その薄い空気の層の底に、細菌みたいな自分がいる。
ほんと細菌。かけがえのない価値なんて全然ない。
小さな小さな点。顕微鏡でも見えない。
そんな自分がいる地球も、さらにズームバックすると超超超超超超超超超超超小さな点。宇宙スゴス。
ついでに時間方向にも思いを馳せる。
すごーい膨大な過去と、すごーい膨大な未来に挟まれた自分の生涯の全時間は、凄い薄い膜だ。超薄膜。
でもってさ。
こんなこと考えちゃいかんのではないかとも思うんだよね。
不健全なんじゃないか。
人間は本来そんなでかい認識力はもってないはず。
もってないのに想像だけで錯覚するのはいかんことだ。
と思うんだけど、考えてしまう。なんだろう。自慰みたいなもん?
確かにちょっと気持ちいい。
手塚治虫の火の鳥的な世界観だね。