■anond:20210505162132

俺は男だけど、解決の方向は逆でもいいんじゃないの？　つまり「もっと女も粗末に扱え」という方向。

でも、女性の帰り道は心配されるが男性はそうではないという現実と向き合うたびに、「ああ、俺の夜道への恐怖は認識すべきでない感情なのだ。むしろ俺は怖がる側ではなく怖がらせる側なのだ」という方向へ矯正され、やがて本当に自分でも自分の不安や恐怖に気づけなくなります。

女の帰り道を心配するのをやめようよ。小学生じゃなくていい大人なんでしょ。男だろうが女だろうが頼まれてもないのに帰り道を気遣う必要なんてないよ。

あるエリアが極端に治安が悪いならそれは男女問わず全体の問題なので行政的介入によって是正すべきだけど、一人前の大人に対して周囲の大人がそんな丁寧な配慮はしなくてもいい（明らかに調子が悪そうとか、漠然とした不安じゃなくて明確にストーカーに付け狙われてるとか、そういうのは別の話になるけど）。

それも由々しき問題ですが、その根底にあるのは、もっと日常的でうっすらとした「男ならまあ平気だろ。あ、やっぱ平気だったな」という日々の積み重ねではないでしょうか。

特に、「男性なら大丈夫」という信頼により粗末に扱われる場面は見過ごされやすいと思います。

一人前の人間がある程度放任され、雑に扱われるのは普通のこと。個人の自由を大事にするというのは他人に干渉しすぎないということで、その干渉には配慮とかそういうものも含まれる。

俺は男を雑に扱うのが間違っているとは思わない。自由な社会において一人前の大人は多少雑に扱ってよい。それが女に比べて悪い扱いだというならこれまでの女への扱いが丁寧すぎたんだよ。是正するならそっちでしょ。女を男並みに雑に扱おうよ。

Permalink | 記事への反応(2) | 19:10

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