2010-10-27

酒に求めるもの

いい加減酒に逃げるのは止めようと思ってるのに、毎回毎回誘われるままに飲みに行ってしまう。

誘われるまま、なんてのはもちろん言い訳にすぎなくて、半分くらいはこっちから誘ってたり、誘われる方向に話を誘導したり。

若い頃は毎晩のように飲んで帰ってくる親父を軽蔑もしたし、嫌いだったのにな。

気付けば同じようなことやってんのな。

別に飲んだからって何がすっきりするわけでもない。

愚痴聞いてもらったところでなんだか惨めになったりすることのが多いし、愚痴聞かされたりした日にはもちろんなんらすっきりしないし。

昔はそんな事に疑問持たなかったんだけど、歳を取って人生残り少なくなったのか、最近はなんだか駄目だね。

一人になった途端に、一体俺何やってんだろ、ってな自問自答がすぐに首をもたげてくる。

ものの分別もつくいい大人が、こんなものに何を求めて飲み続けるんだろうな。

味が美味しくて飲みたくなる、ってのはちょっと違う気がするし。

結局、寂しさもてあました人間が慰めあってるだけなのかもな。

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