2009-01-02

喪中なんである

正月にフツーにやっていたことが出来なくて困る。

夫が亡くなったのは去年の1月のことだから、もう1年近く前で、遺族はさすがに胸に刻まれているが、ほかの人はそろそろ過去のこととして忘れかけていることなのだろう。

近所の人に新年挨拶をされて、一瞬、「おめでとうと言っていいのか?」と悩む。喪中なのはうちだけで、よそさまはフツーに正月なのだから、たぶん、雰囲気を壊さないように「おめでとうございます」と言っておけばいいのだろう。故人である夫ははみんなと一緒にワイワイやるのが好きな人だったから。

喪中だから正月のお祝いをしないので、大掃除もしなくていいんだと言ったら「それは違うっ」と高3の息子にツッコマレタ。いや、ごめん。母はネタではなく、マジで大掃除などしてはいけないと思っていたよ。

年賀葉書が届く。普段の付き合いが無い人ならしかたないが、香典くれた親戚やら、今仕事で関わっている人やらから届く。困った。返信すること自体はなんでもないのだけれど、いつ、なんと言ってやったらいいだろう? 「あのー、喪中なんですが(^_^;」というわけにも、たぶん、いかないだろう。

改めて、こういった社会的ななんとかについては、夫にまかせきりだったことを想う。夫に聞いて言う通りにしておけばいいって態度は、もう通用しない。なんだかようやく自立出来るような気がして嬉しい反面、改めて2人で生活を築いていたんだなと想う。

あけましておめでとう。今年は良いことがあるといいな。

  • 香典くれた親戚に対しては事前に「喪中につき年始のごあいさつをご遠慮申し上げます」のハガキ送っとかんと。

    • http://anond.hatelabo.jp/20090102090706 母方の弟で毎年年賀状のやり取りをしているのだけれど、喪中欠礼の葉書は「身内には送らない」「親戚には送らない」というのが一般的らしい(とここら...

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