2008-10-26

「○○なのだが。」を多用すると下手なラノベっぽくなる。

前にここで誰かがお勧めに挙げてたバッカーノ!の1作目を読んだ。

作者当時22歳デビュー作だけあってさすがの文章力。

「床から顔を出した私の顔に、むせ返るような熱風が吹きつけた。」

こんな感じのリアル鬼ごっこ的な文章が微妙に目に付く。

妙にわかったような顔してるなと思っちゃうような「○○なのだが。」もやたら多い。

ストーリーは面白かったけどそういうところがやたら気になって世界に入り込みにくかった。

ストーリーは面白かったから続編もちょくちょく読んでいこうと思うけど。文章も洗練されていってるだろうしね。

ま、あくまで読者の立場でもの言ってるわけで俺の文章なんてもっと全然酷いわけだが。

  • ラノベってラノベ文体とでも呼べるような独特の文体があるよね。 高校生が頭良さげに見えるように一生懸命書きました的な文体。 あれ、みんなどこで習ってるのかね。 ラノベ書く人は...

    • 文章を書きなれてない人が書くとそうなりやすいってだけだと思う。 ラノベ作家も書き続けていくうちに自然な文章になっていく人多いみたいだし。 書き終えた後に読み返してみてそれ...

      • そのための編集者じゃないの、と思うんだけど

        • そこら辺は敢えて強く注意しないこともあるんじゃないの? 露骨に間違った表現の時はともかくとしてただ文章が下手だって場合なんかは特に。 商売で書き続けていけば大体自分で気付...

  • 1作目を読んだ後にこんなのを書いた http://anond.hatelabo.jp/20081026130041 ここで 作者当時22歳デビュー作だけあってさすがの文章力。 「床から顔を出した私の顔に、むせ返るような熱風...

    • ハイホー。しばらくぶり。 そのときからんだ増田です。 ぼくは『とある魔術の禁書目録』読んであまりにもひどくて腹が立ったな。 まあ、しばらくしたらラノベっていうのは「そうい...

      • 禁書の作者は新人賞デビューではなく、いわゆる拾い上げデビューってやつなんだけど、 デビューまでの一年だったか二年だったか、とにかく編集者と額をつき合わせて徹底的に設定を...

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