2008-05-14

この世に、本気で死んで欲しいと思う人間がいる。単に憎いわけではない。その存在があまりに深く自分とコミットし過ぎていて、なおかつもう一生そばにはいられないと決まったから。それは壊死した脚みたいなものだ。切除しないと生命が危機にさらされる。

なのにまだ、どちらを殺すか、決めかねている。わたしか、彼か。

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