「はーい」
イントネーションは尻上がり気味に。サザエさんにおけるイクラちゃんのそれに極めて近い。
ただし何の前触れも無く、というか、相手が言い終えるか終えないかのまさにその瞬間を狙いつつかぶせる感じで、
少し先走り気味に、突っ込み気味に繰り出すのがコツのようだ。
いつ頃から普及したのかはわからない。
最初は驚きとともに不快だったが、今は興味深くウォッチするようになった。
何でこんなものがでてきたのだろうか。
むしろ日本語の「はい」より、英語の「Hey」を模したものなのかもしれない。
英語というよりは、日本語吹き替えにおける「ハーイッ!ビル」から切り出されてきた感じかもしれない。
ら行やさ行が、英語っぽい「るぅ」「れぇ」とか「すぃ」に置き換えられるようなことは今までもあった。
その亜種と考えてよいのだろうか。
相槌として少し前までは「そうですねー(棒読み)」があった。
こちらは相槌としての機能を果たしながら、さらりと受け流す感があった。
これはちょっと冷たすぎると思ったのか、「はーい」はそれよりも積極的だ。
むしろ「相槌する私」を主張せんばかりの勢いで発せられる。