2008-02-15

つれづれなるままに

なにものにも縛られず、あるがままの自分を探していたら、

体中に鎖が巻きついている自分しか見つからなかったらしい。

体中に鎖が巻き付いている自分は、あるがままの自分なのかどうか3秒ほど悩んだけれど、

結局、今の自分はあるがままの自分じゃないから、

ショ○カーに改造手術をしてもらうことにした。

新しい体は、あるがままの自分を体現するだけのパワーを秘めているに違いないと信じて疑わなかった。

けれど気がついたときにはもう、食パンメロンパンになり、たいやきはコバンザメにならざるを得なかった。

それなら、あるがままの自分とはアルプスの少○ハイジに出会うために、

自販機のしたに転がっている十円玉を拾う少年Aそのものであることに、

今、ようやく気づいた。

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