男女限らず、友人が友人関係を維持するためのルールが一つあって、それは「貸し借りを作らないこと」だと思うのだけれど、最近は違うんだろうか。と世代論に持ち込むのはあれなので、まあそうじゃない人もいるのねという無難なところに落ち着くわけだけど。
貸し借りを作らないというのは、なにも金銭関係に限った話ではなくて、だから、あの時世話になっただとか、そこまで大げさな話ではなくても、小さな理由があって奢るというのはすごく納得がいく。それは借りを返す行為だからだ。だけど理由なしの奢り奢られと言うのは僕の感覚からすれば少し気持ち悪い。
なぜ理由なき奢り奢られが気持ち悪いかを自分なりに分析してみるに、それはわざわざ借りをつくってそれを返却する事により信頼関係を築いているような気がするからだと思う。なんていったかなー、贈与の過剰化みたいな用語があったと思う。もちろん当人がそういう意識のもとその行為を行っているとは思わないけれど。
年取るにつれ、事業が絡んできたりすると深刻な話になるね。 自分の場合は会社辞めた友だちが真っ先に困るのは交通費だから、会うのを近場にしたり、送別会では品物よりバスカード...