あのお医者さんのニュースで思い出したけど、昔つとめてた介護施設で、そこは大企業の系列なので自分の職場とは違う施設での出来事として伝え聞いた話で、そこに新卒のただの現場のヘルパーとして入社した人が、2年かそこらで「特別に優秀な業務内容」とかで一気に役員まで異例のジャンプアップをして、そのまま20代にして全国の施設のうちの一地方、数百施設とかを束ねるマネージャーになったことがある。その人は自分の職場にも視察とかで何度も来たし、運営のことで何度か話したりしたけど、別に特別に知識や才能を感じるわけでない、介護のお仕事や相談援助業務的な意味での適性は本当に普通の可でもなく不可でもない、ただただビックリするほど態度が大きいだけの兄ちゃん、と思ったのを覚えてる。そもそもこういう仕事で1年や2年で何をしたら「特別に優秀」と認められ異例の昇格とやらができるのか謎だし、ホントにこの人は何をしてこの立場とこの態度になったんだろうな、と思ったりした。
のちのちその人は大きな病院の家系の人のご子息的な方で、企業としても病院としても「太いパイプを持つ」という意味合いの強い人事、つまりは異例の評価や人事というのもそういう事、というのを伝え聞いて、なるほどと思った。現代にそういう形の人生、リアルにまだあるんだなとも思った。
まあそれがあの病院だったんですよね。あそこそんな話ばっかりだな。