労働生産性成長率に比べて時間当たり実質賃金の伸びが劣後し、それが消費を抑えたという指摘は昔からなされているから今更感がある(まあレビューレポートだからそれで良いんだけど)が、その理由である交易条件による所得の海外への漏出は交易条件がほぼほぼ国際商品市況によって決まってしまっている(≒為替や企業の技術力などは軽微な影響しかない)という現実を前にすると、「どうしようもない、受け入れるしかない宿命」ということを言ってることになるんだよな。今さら原油を始めとした資源国にはなれないわけだしさ。
Permalink | 記事への反応(0) | 18:15
ツイートシェア