昨晩の記憶がない。
目が覚めたら携帯の充電が切れていて、つけっぱなしの腕時計は午前3時を指していた。
充電しつつだらだらアプリゲームのノルマをこなしながら、いつも通りお風呂に入ってそのまま二度寝しようと思ったけど、そのときふと朝マックのことが頭に浮かんだ。
そういえば学生の頃は試験前日の夜、友人とオールで勉強して朝マックを食べてから試験に挑むのが定番だった
もちもちしたマフィンと塩っ辛くて油っぽいソーセージの組み合わせ、カリカリのハッシュポテトと、キンと冷える朝に染みるホットコーヒーが恋しい
無性にあれが食べたくなって、風呂から上がってすぐに家を出た。
真っ暗で人がまばらな駅のホームは、いつもしごとを憂鬱に感じながら立つ場所とは別世界みたいだ
ワクワクしながら早朝に立つ駅のホームは旅行出発前の非日常感に似ている
よくよく調べたら職場付近のマックは6時開店で、今から30分近くは時間を潰さないといけないんだけど、さてどうしようかな
公園を探してお散歩してみるのもいいかもしれない
君のせいでサークル合宿で一晩中語り明かして、近所の海岸に朝日を見に行ったときのことを思い出してしまったよ。そんな日もあったな……
マックは贅沢品だから月3回まで
マックグリドル食えよ
それな!グリドルうめえええふかふかもちもち甘い~
食べ終わった?