2016-05-31

杉並区の保育園問題が出ているけれど、横浜市でも比較すると規模は小さいながら保育園問題が沸いている。

横浜市には「横浜保育室」という制度があり、認可保育園ではないものの横浜市が独自に3歳未満の児童に対して助成するという形で運営されている認可外保育施設のことを指す。
ただこの制度は平成30年には廃止させることから、それぞれの当該保育施設は認可移行を進めているわけだが、認可保育園の基準に満たない(特に園舎の問題)ことから、色々大変な状態だと見聞きしている。
というのが、まくらのお話。

うちの子が通っているのも横浜保育室なのだけれど、やっぱり同じ問題に直面している。
平成30年に向けて認可保育園へと移行するために移転計画が持ち上がり、場所も決まりさて進もうかと説明会を開いたところ、近隣住人からの反対の声が上がった。
反対意見について表立って見えているのは騒音問題。住宅地に場所を据えていることから、どうしても子どものはしゃぐ声が気になるという隣近所の住人らの声が上がっていて、園側は防音壁や防音ガラスで対応するという方向で再度説明会が開かれた。
のだけれど、その席であがった反対派の話がちょっとピンポイント過ぎて色々気になった。

曰く、
・子どもに障害があり音の刺激によって自傷行為を起こすため、静かだと言われたこの地域に引っ越した。
・そんな中で保育園なんて来られると、子どもの命が危ない。防音壁などの対処でももしものことを考えると賛成出来ない。
とのこと。また、
・市にまでこの話が進むと、反対するこちら側がクレーマーになってしまう。
・自分はがんを患っているのでそうなると精神的にもたない。
ということで、
・断固この場で中止してくれ。
と、園側に詰め寄っていた。

私を含めた保護者側としてはこの移転計画がなくなると園そのものが存続できないことから、遅くとも2年後の3月頃にまた日本死ねと叫ぶしかなくなってしまう。
ただ、どうにもこうしたお涙頂戴話をされてしまうと、それはエゴだよなーと思いながらも強くは言えなくなってしまう。

来週また説明会があるそうなのだけれど、一体どうなるのだろうか。

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