2010-08-10

通学途中、見通しの悪い住宅街をチャリで通過中

おばあさんがこっちを向いていた。

といっても、別にガン見されている訳じゃなく

むしろ中途半端な方向を見ているから、

俺から見えない角度に何かあるのかな?って感じ。

そのうち、おばあさんが何かジェスチャーをしはじめた。

やっぱり角度は俺の方を向いていない。

この角度からは見えない所に知り合いが居て何か話してるのか…?

などと思いながら近づいていったんだが

次第におばあさんの正面には誰も居ない事が分かってきた。

はっきり俺に向かっている角度ではないが、

良くわからないジェスチャーは続く

「ちょっと待って」に見えなくもないが、何しろ曖昧

やべえ。

障害のある人だろうか

それとも、見えちゃいけない何かが、見えているのだろうか

それか、俺を知ってる人なのか?…記憶にないけど

段々近づくにつれ、怖くなって、俺はチャリスピードを落とした

そしておばあさんの横を通り過ぎる…

その瞬間、

ガッ!と死角から車が飛び出した。

ばあさんはじいさんが車庫から車を出すために単に人が来ないか見張っていただけだった。

幸い、スピードは落としきってなかったから

車の前を通り過ぎることが出来た

(もう少し落としてたら当てられてた)

つーか、普通、通行人じゃなくて、自分の家の車の方に

自転車が来るから待って」

ってジェスチャーするよな…?

ばあさん、ガソリンスタンドの店員かよ…。

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