私は大人しくて従順である、とよくいわれる。
こんなに従順なやつはなかなかいない、とも。
だから可愛がってくれる先輩や上司が数人いる。
とてもありがたいことだと思っているし、
私はその人たちのことを本当に尊敬しているから付いていってるだけだ、と思ってた。
でも最近気づいたんだけど、その人たちは私のことを可愛がってくれてるわけじゃないようだ。
自分に従順な部下が可愛い、それだけ。それは当たり前にわかってるんだけどー。
誰でもよくて、たまたま近くにいたとても従順で扱いやすいのが私だったってだけ。
だから相手は自分の話はたくさんしてくるけど、私の話とか相談は聞いてもらえない。
彼等にとって私とは自己愛を満たす道具でしかないみたい。
そこまでわかってるのに私が彼等に尻尾振ってついてくのは、そういうむなしい思いをしてでも
自分が得するからだ。
私が少しでも私という「個」を見せれば、とたんに去っていく。
それがわかっちゃってからさみしいし、何か虚しい。
すべての人間関係は損得でしかない、これもわかっているんだけども、
なんか悲しいなー。こういうの。