噛み合わない議論にため息… 英国で放映された暴力ゲームの討論番組
ttp://www.gpara.com/kaigainews/eanda/2010032601/
例えば、糾弾派のPeasgood氏が、「ゲームは中毒性があるし、憎しみや人種差別、性差別を助長する。暴力行為に報酬を与えて誤ったメッセージを送っているのよ!」と声を上げると、スタジオの客席からは割れんばかりの拍手。一方、Ingham氏が「暴力ゲームと反社会行動の間に、長期的な相関性はないと分かったんです」と対抗すると、一斉に不信のブーイングが起こるというありさま。
海外のゲーム記者たちはため息をついている。Ingham氏を番組に送り出した“CVG”は、「糾弾派の発言は笑い飛ばすべきものだが、全国放送の番組となるとしゃれにならない」。“GamePolitics”は、「討論内容は知性に欠け、視聴や分析をする価値もない」。さらに“Destructoid”の記者に至っては、「英国大衆はまたさらに後退した。自分がこの国の血筋を引いていることが本当に恥ずかしくなる」と言い捨てている。