民衆と言うものは、そもそも、最初から支配者になれない、自分たちは非支配者であるって悪い意味で悟ってるんだよ。だから民って呼ばれるんだよ。
だから、彼らにとっては『誰』が支配しているかはどうでもいいんだよ。
支配されている状態で、『前』よりも幸せか、不幸せかってダケ。
究極的には、自分たちが幸せなら、国が滅びようと会社が滅びようと関係ない。わかり易い例ではJALを見よって感じ、そしてその後、国の年金問題を見よ。
あなたが考えているより、国民はもっとずっと、諦めていて、もっとずっと、イナゴなんだよ。
だから、国の支配者からすれば、イナゴは生かさず殺さずだし
イナゴからすれば、国なんて滅んでも良いからとにかく喰いつくせ。
一番かわいそうなのが、国の支配者たちと、イナゴの間に立たさせる、中途半端な官僚だったりもする。
支配者層にものし上がれず、かといって、無知にイナゴにもなれない。
そういう悲哀を含んでいるのが国破れて山河あり。
東大生のすべてが支配者層になれるわけじゃない。