当番が回ってくるのは困るというような内容で、自治会入会にためらう人がいる。
なんのかんのと集まり・イベント・清掃など確かにある。
ボランティアで、当番ではないのにかって出てくれる人もいるけど、
できればやりたくないと思っている人が多いことも確かなんだろう。
うちに当番の依頼があったとき、同居人が「仕事をしてるから無理だ」と断ったことがあった。
が、重ねて当番をやってほしいという、かなり強い内容の手紙をもらった。
事情もあり長年当番をしていなかったこともあったし、
こう言われるのは仕方ないと思い、同居人には無断で引き受けた。
手紙の内容の詳細は覚えてないけど、
正直言えば全く反発を感じなかったわけではない。
一方的に逆切れし放題だったのががまんできなかったのだ。
手紙は作法的に誤った方法がとられていて、
正直デリケートなやりとりをしようとしているとは思えなかった。
でも、言われていることは間違っていないし、
作法が誤っていたことは、単に知らないでしたことかもしれない。
もしくは、逆にとても挑戦的な意味合いだったのかもしれない。
どちらにしても、滅多に顔を合わさない相手でも、
これからも住み続けるであろうところで不穏な空気を感じたくなかった。
実際に当番になり、自治会の活動をよく知ってみると、
なんとなくしかわかっていなかった自治会活動の恩恵をいろいろと受けていたことを知った。
皆がいやがって避けている当番を進んでやってくれる、
多くの人がいることを知った。
一番大変なところを進んでやってくれる人たちのおかげで、
結局当番と言っても私なんかただのお手伝いみたいなもんだ。
自治会に入らなければ、当番は回ってこない。
でもうちの地区は、自治会に入らない人も入っている人とほぼ同じような待遇が受けられる。
それをありがたく思っていない人もいるかもしれないが、
なにか納得がいかない。
お金払ってる人は当番をやらなきゃいけないのに、入っていない人もほぼ同じ待遇。
きっと、どこにでもよくある不満だろうけど。
じゃなくて、できれば入会を渋る人が考えを変えてくれたらなー、と思うんだけど、
当番になっても実はさぼりまくれるということを先に伝えてしまうのはなにか違う気がする。