眠ることは死ぬこととほとんど変わらない。
自分が死ぬってことは、自分の意識がある時点からなくなるということ。
意識のない状態の何が怖いのか。
そのときには怖がる主体が存在しないのに。
もしも怖いとしたらそれは「意識がある状態のルール」を「意識のない状態」に当てはめてしまっているからだ。
我々の持っているルールのほとんどすべては「意識がある」ことを前提としているので、「意識がない」状態には別のルールが必要だろう。
日常感覚はそういう特殊状態にはうまく対応できない、というか原理的に不可能。
「死んでいる状態」を生きている人間の感覚で計るのは間違いだ。
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