2009-12-06

失業率が下がらないのは一種のストライキだと思う

就職できない大卒が多いという記事を最近よく見かける。

一方で、求人を出しても人が集まらなくて困っているという職種もあるらしい。

例えば、介護関連とか。

そして本音を言えば、「そんな大変なところには就職したくない。」ということだろう。

確かに「食わず嫌いで、世間知らずだから、そういうことを言うのだ」という主張ももっともだが、

「そんなに一生懸命働いて生きていくのが精一杯ならば、働かない」という意見も分かる気がする。

いわゆる「働いたら負け」という感情。

これは一種のストライキではないか。

確かにこんなストライキをやっても、実際に困る人がいるのかどうかはよく分からない。

誰に向かって何を主張しているのかも不明確だ。

けれど、構造はよく似ている。

そういう集団が増えていけば、国として対応せざるを得ないからだ。

ストライキも個人でやればただのわがままだが、集団でやれば明確な意志を持つ主張となる。

2chとかはてなとかだけではなく、きちんとした団体で戦略を練れば、

ストライキと同じ効果を持たせることはできるかもしれない。

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