さようなら青空、何も告げずに出ていくんだ。愛していたしそれはきっと今でも変らない。これから先もしばらくは、たぶん。それを愛と言いえるのかどうかもまた別の夜の話だが、少なくともそれが、今のあなたが求めるものではないのはわかる。
きっとさようなら青空。君の中で飛び続けるにはその重力をはねのける強さが必要なのだ、そしてその強さは今のぼくにはない。そんな僕に何が出来る?愛してる愛してる愛してる。何度そう叫んだろう。そんな叫びを遠く耳にしながら無視をするのは君の優しさだと理解している。
何でこんな風になってしまったのだろう。
あなたが少しでもぼくを好きなんだと、勘違いし続けていられたら良かったのに。それでも今しばらくは君を見続けているしかない。だけれどさようなら青空。わざわざ買ってきてくれてありがとう。