2009-10-31

いきりたって社蓄批判してる男の人って・・・

ニートの海外就職日記をはじめとして、自称海外逃亡組や自営業組、自由業な人たちが

いろんなとこで上から目線で、いかに自分たちが自由で人間的な暮らしをしているかを熱弁したり

いきりたって社蓄批判して、労働環境を変えてやると息巻いているけど、実際リアルでの彼らは自由の身なのか?

社蓄批判には、主に

・表面上は社蓄として振る舞っているが、労働環境に疑問を感じながら働く労働者という立場から、哀愁を漂わせて現状を嘆くというタイプ

・脱社蓄して、ワークライフバランスの取れた生活をしてる人という立場から、上から目線・攻撃的な文体で社蓄を批判するタイプ

の2種類があると思う。(他に搾取する側の立場から、社蓄のお陰で俺が楽できるぜ、みたいな逆説的な社蓄批判もある)

しかし実際、ニートの海外就職日記の人みたいな、脱社蓄に成功し労働地獄からオサラバした人が、あんなにも熱心に啓蒙活動を続けるものか?

俺にはどうもそうは思えない。彼の書く皮肉めいた文章の行間からは、現在進行形の、日本の労働環境への憎しみや怒りがにじみ出ている。

こういった社蓄批判は、経営者だけでなく、社蓄自身の奴隷根性を批判して、意識改革を迫ることで労働環境を変えようという理屈なので

批判者自身が、リアルでは保身のために社蓄のフリをして日々を過ごす会社員だと、説得力がない。

さらに、日常生活で溜まった鬱憤を晴らせる、ネットでは理想の自分を演じることができるなどの理由で、

自分は脱社蓄組であると演じざるを得ない/演じたい のではないか?

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