2009-09-25

女性ファッション誌が

なにやらまた特集を始めたらしい。シングルマザーを縮めて「シンママモデルなんだって。

ヤンママ」とか「ギャルママ」とかいろいろあったけれどもさ、それを見る度にちょっと寂しくなるわけで。

こういった特集って、要は憧れを生み出したり憧れを表舞台に出すことを意図していると思うのです。

商品って、そう言うものだから。流行の兆しを呼んで需要を満たす供給を生み出していく。それ自体にはあまり感想は抱かないんだ。たとえ作り物の流行であってもいいと思う。

でもさ、こういうモデルが象徴する憧れって、どうしてそこまでしないと駄目なんだろうって思ってしまう。

ちょっと前に女子力の話で盛り上がっていたけれどもさ、女性って一体何と戦っているの?

化粧は鎧で恋愛武器ファッションモデルは英雄ときた。どうしてそこまで纏わなくてはいけないんだろう。

いわゆる「ギャル」とか「ヤンキー」とか「シングルマザー」とか、カテゴライズされた枠組みの中で、彼女たちは苦しんでいるのだろうか。

何かに立ち向かうために、可愛さとか女子力とかを鍛えるんだろうか。最終的にそれを仲間内で披露するために。

どうしても不毛じゃないかなって思うんだよな。何しろものすごく疲れることだし、終わりがないじゃない。

カテゴライズされた枠組みが窮屈に感じるのならば、そこから抜け出せばいいのにさ。もしくは、平面的に考えずに、しゃがむなりなんなりしてやり過ごせばいいのに。

なのに、どうして我を通して頑張るんだろう。もしくは、頑張ることが恰好いいとされているんだろう。

カテゴリーの外に居る誰かに頼ればいいのに。枠を強固なものにしているのは自分たち自身だと気づけないのかな。

ちょっと悲しいなって思う。

集団に属すことは楽だし、日本ではそれが一種の自我同一になっているのかもしれないけれど、なんていうのか、立ち向かい方が下手な人が多い気がする。

  • んん、なんかしっくりこない。 「ヤンママ」「ギャルママ」「シンママ」って、従来から幸せで一般的なポジションとされてる位置から外れたカテゴリーなんじゃないかな。 それまでカ...

  • 「シンママ」ファッション誌って、多分「I Love mama」だと思うけど↓ http://www.infor.co.jp/publications/esp.php?_page2=detail&_itemCd=438 これ、「小悪魔ageha」から派生したママ雑誌だよ。 「ageha」は...

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