30代半ば、男。小柄でちょいと童顔気味。酒は殆ど飲めません。
大抵の苦手なことというのは、努力して克服したり折り合いを付けているか、苦手を苦手として受け入れてしまっていて苦痛でも何でも無くなっているものだけど、「苦手なまま・尚且つそれが苦痛」というものも残っています。自分の場合、それが知らない人の群れの中にポンと放り込まれたような、大人数のコンパなのですね。もう、自分の未熟さとか至らなさとか、さらに言えば幼児性が突鋭化して感じられる事柄です。
物陰から慎重に人の様子を伺うような、人見知りの傾向が自分にあることは薄々は知っているのだけど、日常ではあまり意識することはありません。
会社ではもう勤めて長いこともあるし真面目な方なので、上からはかなり可愛がられています。部下・後輩に関しては慕われているかどうかまでは分かりませんが、面倒見が良いと目されている様子。仕事はきついこともありますが、他愛も無いことをダベりながら、そこそこ楽しく、恙無く毎日が過ぎていきます。人間関係では苦労していないと言えます。むしろ、かなり良好。でも、プライベートで新しい友人は最近なかなかできません。これは薄っすらと悩みの種。
ほとんど面識の無い人と一対一の場合などは、距離を測りながら対することができるし、気まずくても当たり前なので、割と積極的に話題を振ったりできる。
合計6人までは、知らない人ばかりでも男女の比率を問わずOK。ふんふんと聞き役に回ったり、ちょいと質問をしたり、自分がやや長めに喋ったり。
それ以上になると、もういけません。
この間ちょっとしたことで大人数のコンパに参加することになったのですけど、ああやっぱり苦手。
近くの人とぼそぼそと話したりはしたのだけど、いつの間にか浮いてました。
こういう席では、以下のような人たちがいます。
1)お調子者。最初は盛り上げ役で主役。そのうち酒が回ってきて、周囲が心配を始める。だんだん則を越えた言動が目立ち、ついには「あの人厄介だね」とひそひそと周囲から言われ始める。幹事から苦言を言われる。⇒自分とは対極。異国の人。
2)何となくその辺りの中心。ユーモアを含んだ話を流暢に、「胸襟を開いて」語り、場を丁度良い温度にする人。それでもほんとに初参加の人だったりして。⇒コウイウ人ニ自分ハナリタイ。
3)多くは2)の聞き役なのだけど、結構溶け込んでる。さりげなく周囲に気を配る。⇒ちょいと堅めの女性が多いですね。
4)幹事または顔役。いろいろと忙しい。で、突然自分に○○さん飲んでますか、なんて遠くから声をかけてくる。⇒苦手だなぁこういう人。
5)ずっとひそひそと少人数で話し込んでる人。⇒いろいろと積もる話があっていいですね。
…で、なんだか自分は、顔を真っ赤にしながら薄ぼんやりとしてました。何かこう、「頭の悪い人」みたいです。
大学生のときも大体こんな感じでした。今でも付き合いのある仲間はいましたが、コンパなどの大人数の中は苦手でした。もとより体育会系ではなかったこともありますし。こういうのは、10年以上経ってもあまり変わらないなぁ。
きっとこの問題を解決する方法を開発したら、ノーベル…(ry
あ、大げさすぎますね(苦笑)。ある種の対人スキルが未獲得であるとか、行動のパターンの問題なのでしょうか。
(長文がうざい...。)