自分の好みにしたいがために、的外れの選択肢を出して誘導しようとする人が多い気がする。
実例を出すと、その実例の内容に注目される恐れがあるため概略を書く。
Aさんが[あ]という事を推薦したとする。
Bさんはその[あ]が気に食わないので、[あ]に対するデメリットを並べたてる。
ただ、これだけだと物事を公平に見ていない事がバレて説得力に欠けてしまうため、
Bさんは「どうしても[あ]をしたいのならば、○○をすればいい」という一見公平に見ているような主張をする。
だが、どう見てもその○○という内容は実行困難な内容。
Bさんはここで自分の好みの[い]を主張しつつ、[あ]と[い]どちらにするのか?という誘導をかける。
ほとんどの人は、選択肢を出されると心理的にどちらかを選んでしまいやすいという性質があるので、騙されたまま[い]を選択する誘導に引っかかる。
まぁ、この場合は単に「[あ]を△△という方法でやればいいんじゃない?」という様な新たな選択肢を上げれば簡単に崩せるのだが…。
結論として、その選択肢は本当に適切なのかを疑うのはとても大切だという事。