スラムドッグ・ミリオネアを見て思い出した。
10年前に友達3人でバックパッカーでインドに行ったときに出会った少年のこと。
泊まってる宿の周りにいつもいて何か売りつけようとやってくる、この映画に出てくるスラムドッグそのもののような少年だった。
その少年が来てたTシャツに”東京”って文字がプリントしてあったので、うちらはそいつのことを東京ボーイって呼んでた。
今はどうやって生きているんだろうか? っていうか、生きてるかわからないけど、
映画の主人公とほぼ同じ時代を生きてきたんだろう。
東京ボーイは7カ国語しゃべれるっていってたな、英語に中国語に韓国語、なんか近隣の国の子とがもわかるって言ってたし、日本語もしゃべれてた。
もちろん教育は受けてなくて、観光客相手にしてたら覚えたって言ってた。
オレなんかよりずっとできるやつなのになぁ、って複雑な思いだったな。
ところで2000万ルピーっていくらくらいなんだろう?