2009-05-09

隣に超美人の後輩が住んでいる

目的は言わずもがな、理由は知っての通りで、テニスサークルに入ったのだが、1年経っても彼女ができる様子は全くない。

他の大学の女子もいたりして、よく来ている人の3割くらいが女性

一部の例外を除けば、イケメンらがアプローチしまくっているので、僕の出番は全くない。

女性からすれば何人かから選ぶという感じ。

女性のトップ層は逆に誰とも付き合わず、いろんな人と遊んでいるみたい。

しかしそのおこぼれすら僕には回ってこなくて、テニスだけが上手になっていった。

そして、1年経って、後輩が入ってきた。

顔ぶれは今年も例年と同じような感じ。

2年生になったので、同輩でおこぼれをもらっている人が増えてきたが、僕にはまだ回ってこない。

しかし、今年の1年生の一番人気の子が、僕のアパートの隣に住んでいることが分かった。

それが4月の半ばくらい。

会うなり彼女は、隣に住んでいることを内緒にしろと言ってきた。

一応、僕の方が先輩なのだが、彼女の言うことには逆らえない。

そんなオーラに満ちている。

壁が薄いわけではないのだけれど、なんとなく雰囲気は伝わるわけで、

4月の後半には何人ものサークルの先輩や同輩が彼女の家を訪ねてきて、朝帰って行った。

彼女が朝帰ってくることも何回かあった。

GWは毎日違う人が来た。

しかも全員知ってる人。

彼らは隣に僕がいることは知らないけれど、僕は声とかでなんとなく分かる。

確かにその目的でテニサーに入ったのだけれど、実際にこういうのを目の当たりにするとちょっとひく。

しかも、実際のテニスコートではそんな雰囲気は(確かに多少はあるけれど)あまりないから、

僕の知らないところで、みんなセックスしてるんだなって思った。

GWが空けて、彼女が家に訪ねてきた。

今日は誰も来る予定がないらしい。

最初の一言は、「ねえ、ご飯ない?」だった。

彼女は食事を作るのが苦手らしく、GW中は男性の方が作ったり、外に食べに行ったりしていた。

「あんたと食べに行くのを見られたら困るけど、作ってくれるなら食べる。」という意図が伝わってきた。

僕は食事を作るのは得意だから、作ってあげたら、彼女は喜んでくれた。

それ以来、朝も作るようになり、夜ご飯を誰かと食べる予定がないときは家に来た。

いわばパシリというか、コックさんというか、そんなんなのだが、あまり気にしていない。

で、昨日の夜、2時頃、彼女が家に訪ねてきた。

一緒に寝て欲しいとのことだった。

どうやら彼女は1人で寝るのが怖いらしい。

僕にはこの感覚がよく分からない。

突然の頼みで、僕はどうしていいか分からなかったが、断る理由もないし、断れる立場にもない。

僕の隣でみんなのあこがれる美女が寝たのだが、僕としてできることはこれ以上ない。

なかなか寝付けなくて、起きたのが今。

彼女今日も誰かとデートらしい。

またこういう機会があるのだろうか。

これ以上進展があるのだろうか。

ちょっと期待しつつ、料理の腕を上げるために、レシピ本をこれから買いに行く。

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