2009-04-04

自分はあまり人の嫌なところに気づかず、みんなが嫌っていても「はあ?どこが嫌なの?」とか思うけれど、結局みんなの方が正しかった、と思い直したりする。残念だけれど。ワンクール遅れて自分もその人の受け入れられない部分に気付き、最終的には、自分もその人を嫌だと思ってしまう。

他人のいい部分しか見えない人間ではない。単に、他人の嫌な部分に気付きにくい人間ってだけなのだ。最後には気付く。そして気づいた時に自分が取る態度は、相手にとって裏切りに映るだろう。「やっぱりあの人もあっち側についたのね」と。「ついた」わけではないが、態度を変えた理由をいちいち説明したりは出来ないし、することもない。

最初から嫌だったらよかったのか。それとも、最後まで嫌な部分に気付かなければ良かったのか。どうでもいいことなのか。嫌な部分なんていっても、誰にでもあるはずなのに、何で彼女のだけ気になるんだろう。しかもみんなも気になってるんだろう。

「やっぱりみんなの言う通り、この人ちょっと違うかも……。」と思ってしまう瞬間の自己嫌悪が、変な形で自分の中にたまっていって、気持ちの悪いオブジェみたいなのに育っている。

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