東京マラソン 石原知事“セレブランナー枠”構想に意欲メラメラ
最終ランナーを出迎えた石原知事は「毎回感動する。やってよかった」と満足感いっぱい。次回大会に向けた課題を「組織の法人化」と言いきった。
石原知事は19日の会見で東京マラソンについて「何十万円出してもいいから走らせてくれ、ってランナーがいるんですよ。これは組織を法人化しないとできない。仮に10〜20万円出しても走りたいって人がいるならばその額をありがたくいただいて、(正規の出走料を引いた)残りの9万円なり19万円なりをチャリティーに使うのは、いまの組織じゃできないんでね。マラソンの主体者を法人化することでちゃんと監査も入れて(組織運営を)透明なものにする努力をする」と構想を明かしていた。
あと1000人ならば出走枠を増やせるとの見込みを示し、「プラスアルファする人がいたら(金額の)高い順にいただいて、だんだんせり上がって『100万円でもいい』って人がいるかもしれない。そういう人には出してもらってだな、有効に使えたらと思っている」とオークション方式でセレブ枠を新設することに意欲をみせた。
今後の展開予想
東京マラソン人気沸騰→セレブ枠を作り、法人化→なぜか石原氏の息子が法人会長に就任。小出監督は名誉コーチ→それでも大人気→セレブ枠増、一般枠減で実質的な値上げ→裏金作り発覚→石原氏は責任取らず