数字は三度あれば慣れるものです。
一度は驚き、二度は喜んでも、三度目は頷くだけになる。
この慣れが人間にあるからこそ、成長があり、背伸びが定着に変わるのかもしれません。
ビル・ゲイツが総資産を目にしても意に介せず、一介の児童が時を経て米大統領にもなれるほどのこの柔軟さは、愉快でもあります。
そして、この慣れが人を狂わすこともあり、私は怪訝に疑うことでそれから逃れようとしています。
私は弱く、ともすればその事実を忘れることがあるかもしれません。
よって、環境やシステムを整えることで、増長から引き戻す人格を得ようと思うのです。
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