よく経済を血液に例える人がいるけど、これはおかしいと思うんだ。
ていうのは、血液っていうのは足りないと死ぬけど、必要以上に血行が良くても意味ない、というかそれはそれで死ぬ。
その点は経済もそうで、おそらく必要以上に金を回しても意味がない。でも足りないと死ぬ。
ところが、血液と金の大きな違いは、必要以上にあった場合、血液は貯めておいて貧血のときに使うということができないが、金は貯めておいて貧乏になったら使うということができる点だ。
この点で金は、血液というよりも食料に近い。食料が欠乏すると飢え死にする。しかし過剰にあっても意味がない。保存食にしておいて飢饉のときに食べる。それが正しい食料のあり方だろう。
もし、過剰に食料があるときに全部食べてしまい、あとで飢えに苦しむとしても自業自得だろう。今日本の経済はそういう位置にいるとも言える。
もしも大量に金から変換したアメリカ国債がその保存食だとしたら、それを食べることで生き残れるかもしれない。しかし食べようとしたらアメリカが怒るから食べられない、というのであれば、それは保存の方法を間違えて腐らせてしまった食料だとも言える。自業自得だ。
金は食料と違ってたくわえを増やそうとすれば金回りが悪くなって失業倒産増えるんだが。 貯蓄しないから不況に苦しむというより貯蓄ばかりするから不況になるというほうが近い。
つまり失業倒産が増えない程度に金が回ったらそれ以上は無意味ということであって、その失業倒産が増えない点がいったい何円なのか(使い道が有効だったとして)、その円以上の円...
基本的にはインフレ率でみるしかないんじゃないかと。 供給不足でインフレが進んでるなら金の量が多い、需要不足でデフレなら金の量が足りない。 需要不足が起きて今の労働力を活用...
年寄りが老後のことを考えて蓄える・・・って今まさに老いの最中やんけ!まぁよ、子供が面倒見てくれんのなら、自分の蓄えを 日々暮らしていける程度に崩していくくらいしか動かせ...