ある5人の男が乗っていた船が難破し、無人島に流された。この船が難破した責任はこの5人にはない。
その過程で、1名(H)が行方不明となり、島に流れ着いたのは4人だった。この時点で行方不明となったHの安否はわからない。
Hの安否を確かめるには、舟を出して捜索するしかない。4人のうちHと友人関係ということで一緒に船に乗っていた1名(W)が捜索しようと考えたが、Wには舟を作る能力がない。舟を作れるのは、別の男性(G)ただひとりだった。
WはGに頼んだ。「舟を作ってください。Hを探したいのです」と。
Gは作ると言った。だが、条件をつけた。その条件とはWと一夜限りの関係を持つこと。
Wは悩み、別の男(A)に相談した。Aは「気持ちのままに行動しなさい」と。
そして舟が完成し、これからまさにHを探すというときに、Hが無人島に自力でたどり着いた。
WはHに、捜索するため、舟を作るためにGと関係を持ってしまったことを告白した。
HはそんなWを許さなかった。不潔であると。
悲嘆に暮れるWの様子を見て、その経緯を全て見ていた男(L)が慰めた。「あなたがしたことは間違っていない」。
悪いのは・・・じゃなくて、ウホッ、なのは誰?