宮崎駿の本を読んだよ。
少し心が楽になった気がするね。
この人の考え方は多少強引な感じはするけど、見ていて悪い気がしない。
日本人ってやっぱり物事を遠まわしに表現するひとが多いと思うけど、
宮崎駿はなんでも正直に言ったほうがいいと言っている。
これってどうなんだろうな。
正直、自分は実践出来そうに無いけど、心の中ではそうしたいと思っているんだろうね。
でも、そう上手くはできないよ。
彼は才能がある。
だから、少し人を嫌な気分にさせても自分の主張を言うことが出来る。
才能に集る人は案外多いからね。
人に惹かれるなんてのもその一種じゃないかと思う。
だから人は離れない。
でもぼくは違う。
おかしなことを言えば人は離れていくしね。
高校のときに体験済みさ。痛いほど理解したよ。
O君という自衛隊を目指していた子がいたけど、
その子をぼくが所属していたグループは無視していた。
正直、彼には問題はなかったと思っている。
でも、彼はいじめられていた。
それはたぶん、彼が持つ空気なんだろう、そう思う。
自分にはないものは排除という意識が集団の中で発生したんだろう。
それは、嫉妬でもあり、嫌悪でもある。
彼の場合は嫌悪だろうね。
空気が読めない。
これは僕にも言えることなんだけどね。
外見、行動、言動、全体的に侮蔑。
卑しい部分が見えると人は離れていくって書いてたのは誰だったかな。
ちょっと調べてみたけど思い出せないや。