2008-12-10

http://anond.hatelabo.jp/20081209233645

とりあえず「ページを開いた途端にいきなり音楽をならす」という狼藉を悔い改めるならば、考えぬでもない。

しかもオフコースってどうなんだ。

ちなみにこの曲の歌詞をよく聞いてみると、

「1人また1人友は集まるだろう」となっているが、その集まった友で構成されたオフコースはこの後しばらくして解散した。

その原因については自分勝手想像している。

オフコースは面白いことにファンによる運営だったのだが、

運営の多くが小田和正のファンであり、オフコースのファンではなかったという点が大きいのではないか。

結果としてバンドそのものが小田を持ち上げるための舞台装置になってしまったのではないか。

メンバー1人1人がないがしろにされてしまったことがバンド解散の理由ではないかと考える。

小田和正個人の楽曲を聞いてもオフコース時代を超える曲を作り出すことはできていない。

当時の曲をよく聞いてみるとわかるのだが、複数の個性のせめぎ合いと調和がある。

個性ハーモニーこそがオフコースの命だった。

オフコースの命はチームワークであったにも関わらず、ファンがバンドの命を消してしまった。

小田和正は決してチームワークが得意な人間ではないし、バンド活動に向いているとは言えないのだが、

バンドの解散は小田和正本人にとってもっとも不幸だったのではないか。

オフコースはあくまでもファンから独立した存在であるべきだったのだ。

美しい動物を殺してしまった。

もともとそれほど強靭な連帯ではなかったにせよ、繊細で美しく、中途半端で時代の音楽だった。

そういうことを思い起こされる曲がトップページで流されるというのは元ファンとしては複雑です。

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