男がラスベガスのストリップ通りを歩いていると,めまいのするほどイイ体の立ちんぼが目に止まった.声をかけると会話が始まり,そして男は尋ねた.「で,幾らなの」
「まず手コキで500ドルかな」
「500ドル, 手だけで…」「そんな高い手コキなんて聞いたことないよ!」
「じゃあ,あの角のデニーズ,見える…」
「ああ」
「ああ」
「その下にも3つ目のデニーズがあるよね」
「ああ」
「うん」と,誘うような笑みと共に,「みんな私が持ってる店.なんでかって,私の手コキに500ドルの価値があるから」
男は考えた.「どうなってんだ.でも一度きりの人生,ここは試してみるか」話はついた.近くのラブホにしけこんでしばらく経つと,男はベッドに腰かけ,人生で一番の手コキを経験したのだと感じていた.まさに500ドルの値打ちだ.男は驚いて言った. 「こりゃ,フェラだと1000ドルかな…」
「1500ドル」
「いくら何でもフェラにそれはないだろ!」
「じゃあ窓の外を見て,お兄さん.通りの向こうにあるカジノ」「あれはね,私のカジノ.それも私のフェラが1500ドルの値段に1セントも負けないから」
男は,吸い出されるような手コキの余韻に浸りながら,新車購入を1年ばかり延期することに決めた.「オーケイ,よろしく頼むよ」
10分後,彼はベッドに腰かけ,先程を超える驚きに浸っていた.信じられないことだが,文句なしに金額の元を取れたことを感じていた.彼は退職金を一夜の体験に注ぎ込むことに決めた.それはすばらしく忘れられないものになるだろう.「そ,それじゃ,プッシーに入れさせてもらうには幾らなのかな…」
「お兄さん,こっち.窓の外に見せたいものがあるの.ラスベガスの街のきれいな夜景,見えるかな… ギャンブルの宮殿,劇場」
「まさか」男はおののきつつ言った.「街全体が君のもの…」
「ううん,違うの」「私にプッシーが付いてさえいればね」