2008-10-22

地獄少女三鼎の第一話って米原万里の本のエピソードのパクリ?

第一話「奪われた少女」逸子は嫌味で陰険な数学教師の丹下が気に入らない。強引にゆずきに協力を頼み、丹下を学校から追い出すための作戦に出るが。(http://www.jigokushoujo.com/story/index.htmlから)
の内容が、米原万里の「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」の中の「白い都のヤスミンカ」のエピソードにそっくし。

以下、地獄少女三鼎・第一話のネタバレするよ:














「奪われた少女」のエピソード

○ 数学教師の丹下は携帯しているメモ帳に、授業中態度が悪かったり注意された生徒の名前を書いていた。

○ 逸子は陰険な丹下が嫌いで常に反抗的な態度を取っていた。

○ ある日、禁止されているiPodを学校に持ち込んでわざと丹下の授業中に大音量で音楽を聴く。

○ 当然、丹下から注意され、iPodは没収、「メモ帳」にも名前が書き込まれる。

○ メモに名前が書かれたから内申書を悪くかかれる、丹下によって大学入試を失敗されされる、と逸子の恐れは大きくなっていく。

○ 同時に、逸子の丹下への憎悪も増大していく。

○ ついに耐えきれなくなり、地獄少女と契約し丹下を地獄に流して(殺して)もらう。

○ 丹下が死んだ後、実はメモ帳には何も書かれておらず、没収されたと思っていたiPodも返してもらっており、丹下は生徒の為を思って叱っていた事を知る。

「白い都のヤスミンカ」内のエピソード:

● 「僕」は中学の時の「先生」が「どうも陰湿な感じがして」「好きになれなかった」

● 「僕」は「先生の授業で悪戯をしない日は無かった」

● ある日、「僕」は授業中に古いフライパンを使って耳障りな音を立てて「先生」の授業を妨害する

● 当然、「先生」は怒り「クラス日誌」にその事を書き込むと「僕」に言う。

...先生の口元は震えていた。怒りのあまり興奮していたのだと思う。<中略>「キミに関しては、ここにクレームを書き込ませてもらうよ」

● 日誌に名前を書かれたら、担任からも親からも殴られ、成績に響くと彼は恐れ、憤慨する

「やり方がいつものとおり、陰険だ。なんでクラス日誌なんぞに書き込まなくてはならないんだ。こんなことされたら体罰好きの担任にむち打たれるのは目に見えてるし、親にも通報されてしまう。親父からも殴られる。それに年間成績にも響くじゃないか」

● いつ処罰されるか、戦々恐々とし、それと共に「先生」に対する憎しみが増大して行く。

● ある日、耐えきれなくなり「先生」の自宅に石を投げつける。

● その後、ある事件から先生は生徒をかばってファシスト組織に殺されてしまう。そして「僕」は先生が本気で生徒を愛していてくれたことを知る。

● 「僕」はその後、クラス日誌には実はなにも書き込まれていなかったことを知る。

な、似てねーか?

  • それはアニメを見たときに自分も思った。 けど一つ訂正するなら、『大学受験』でなく『高校受験』。 中学浪人、って言葉を使ってなかった?<地獄少女のほう

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