先々週好きだった子に告白して振られた。
凹みに凹んで以来土日は引きこもってる。
今日もそんな日曜だったんだが落ち込んでても腹は減る。
駅前のすき家にでも行こうとホテホテ歩いてたら幼女が自転車こいでくる。
かろうじて補助輪なしの自転車。7・8歳だろうか。甥っ子と同じくらいだなぁ。と思ってたら自転車の向きをゆっくりこっちに変えて目の前で停まった。
「あのあのすいませんダイエーはどっちですか?」
「はい?」
幼女に道を聞かれるというシチュエーションにびっくりして1秒くらい固まった。
「・・あぁ、ここ真っ直ぐいって大きい道に出るからそこずっと左にゆくとあるよ。でもかなり遠いよ(自転車だったら5分くらいか。)・・気をつけて。」
「どうも。(ペコ)」
足がギリギリ届くくらいの自転車の高さなのでバランスを取りながらゆっくり発進する幼女。
このへんの子だったらダイエー行ったことあるはずだからちょっと離れた町内の子かな。
或いは今までは両親に連れられてダイエー行ってたんだけど今日初めて自分の足で向かう所なのか。
いずれにせよこの週末で唯一話した相手が幼女だったという件。
なぜだか分からないが少し元気になった。
でも知らない人から見たら幼女に話しかけてる不審者だよな。