それを言うならば、そもそも君の反論がおかしい。一般化に対し、「いや、そうでない男もいる」と反論しても、それはその一般化が異常である、という証拠にはならない。一般化が異常である、という根拠を示した上で、「それは一般化として異常である」でないと反論にならない。そして「そうでない男もいる」だけでは、「一般化が異常である」を導き出す根拠としては余りに弱い。「そうでない男」がいたところで、それは単なる例外である可能性もあるわけで、そうであった場合、「一般化が異常である」ことは導けない。であるから、とりあえず「例外がいても、一般化には支障ありませんよ」と言っておいたわけだ。