2008-06-29

夫婦の性生活

<ますお>実体験に基づかない夫婦の性生活改善に関する投稿



夜遅くに帰宅する夫。

食事の場では口数少なく、風呂に入った後そそくさと寝てしまう。

妻が遠慮がちに夜の営みを催促しても「今日は疲れているから・・・。」とつれない返事。

この様な構図は、実態として多いのか少ないのか分からないが、耳にすることは多い。

この問題に対して、夜の営みを復活させる為に妻はどうアプローチしていくべきなのかについて考えた。



仕事を終えて帰宅した夫は、心身共に疲れている。

明日も仕事が控えている夫にとって、心身の状態をなるべく良い状態にして就寝することは非常に重要だ。

セックスはとても疲れる行為であり、行為後の脱力感は相当なもの。

その労力をいとわずセックスを行うのは、身体の疲れと引き換えに多大な充足感が得られるからである。

では、セックスを通しても精神的な充足感が得られないとしたら?

そもそも妻とのコミュニケーション自体に魅力を感じなければ?


食事に目を移してみる。

夫的にセックスは必須ではないが、食事は必須。

同時に夫婦が共に過ごす時間の中で、多くの割合を占めるのもこの食事の時間だと思う。

この食事の時間で、妻とのコミュニケーションに心の安らぎを感じているかどうか分かるはずだ。

会話は最も労力が少ない高効率なコミュンケーション手段である。

そんな食事中の会話にさえ消極的な場合、それは妻とのコミュニケーションにメリットを感じていませんよというサインだといえる。


従って、健全な夫婦の性生活を取り戻す為には、夫に夫婦間のコミュニケーションにメリットを感じさせる事が、最初に成すべき事だと言える。

一方的に自分を軸にした会話を展開してしまってはいないか?

話し相手の人格を無視した自己中心的な会話を繰り広げてはいないか?

会話は心のキャッチボール。投手ばかりではなくたまには捕手になってみる事も大事なのだ。

捕手は野球の女房役ともいう。女房が捕手役をやれない訳がないのだ。


会話のコミュニケーションがスムーズに行われてきたら、次は身体のコミュニケーション。

心に余裕が無い状態だと、身体が触れ合うコミュニケーションって結構おっくうだったりする。

生理とかもそうなのかもしれない、あんまり触れて欲しくなさそうだし。

肩を揉んだり、耳かきしたり、気軽にやれることは山ほどある。

また、性的コミュニケーションを抜きで、一緒にお風呂が入れる様になればとても良い。

ビジネスマンにとって一人になれる時間ってとても貴重であり、その時間を一緒にいる時間に置き換えて貰える事は、実はとても凄い事なのだ。

最終的に、この身体のコミュニケーションをベッドの上に移せる事ができればミッション完了。

寝られる状態なのに、夫が妻とのコミュニケーションを優先している事はかなり良い関係だと言える。

夜の営みについては、このコミュニケーションの延長線上にある。





最後にひとつ。僕は決して男尊女卑といった考えを持っている訳ではない。

分かりやすさを優先する余り、男性が遅くまで働いていたり、女性が専業主婦かの様な描写で書いているけど、そういう環境が一般的だと思っている訳ではない。

心身共に疲弊している人がいて、その人に対して自己中心的な欲求をぶつけるのは良くない。

相手の立場に立ったコミュニケーションを展開して、最終的に自己の欲求を満たすことが最善だよねって事。

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