先日、個人的な用事で役所に行ったときのこと。
役所には実にいろんな人がくるもんだ。
たまたま見かけた光景。
20代ホスト崩れ風の男が役所のカウンターで住宅地図を見ながらあーでもないこーでもないと言っている。
よくよく聞き耳を立ててみると、自分の住民票が何処にあるかわからないそうだ。
住んでいるところは女の家、正確な住所はわからないとのこと。
だから住宅地図で住所を探しているのだが、地図も読めないようだ。
免許やパスポートもない。実家とも音信不通になっているようだ。
自分宛ての郵便物すらないので、役所側も本人確認が出来ない。
コレを警察では「住所不定」と呼ぶのだろうか?
その後、30分ぐらいしてようやくあきらめてやる気無さそうに帰って行った。
ちなみに、本籍地も分からないようです。
現に今もまともな職業に就いているようには見えないし。
彼はこの先どう生きて行くんだろう。