2008-04-13

ダイニングメッセージ

予感というのは当たるものである。特に悪い予感は。

家に向かう自分の足が少しずつはやるのを押さえれなかった。

エレベーターを待ちきれず階段を駆け上った。

しかしドアの前に立つと何故か急に足が止まった。

息を整え、音を立てないようにそろそろと入った。

電気は消えている。

漂ってくる匂い。

それにひかれるままキッチンに入り灯りをつけると、既に冷たくなったものが目に飛び込んできた!

ショックを押さえよく見るとその隣にメモがある。

チンして食べてください」

今晩も冷たい夕食だ。

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