予感というのは当たるものである。特に悪い予感は。
家に向かう自分の足が少しずつはやるのを押さえれなかった。
エレベーターを待ちきれず階段を駆け上った。
しかしドアの前に立つと何故か急に足が止まった。
息を整え、音を立てないようにそろそろと入った。
電気は消えている。
漂ってくる匂い。
それにひかれるままキッチンに入り灯りをつけると、既に冷たくなったものが目に飛び込んできた!
ショックを押さえよく見るとその隣にメモがある。
「チンして食べてください」
今晩も冷たい夕食だ。
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