■引き継ぎ・指導の時に気を付けていること
企業ではないのであんまり普遍性はないかもしれない。
- 指導する相手のバックグラウンドを知る。前職があれば担当業務は何だったか、新卒なら専攻など多少なりとも知識を持ってる分野があるか。そこを切り口に、取り組むべき業務に引きつけて説明するとはいりやすい、かなと思っている。
- 常に相手の理解を確認する。何年か同じ業務をやってる自分とでは用語の使い方も違うかもしれない。相手に理解させるための言い換えのバリエーションを常に用意する。
- 分かったふりで通過させない。「ふり」かどうか確認して、その結果分かってないことが判明しても怒らない。「ふり」のまま進めて傷口を広げたらそれは指導する側の責任でもある。
- いつ質問されても嫌な顔しない。どうしても手が空いていなくてもちゃんと後で時間を取る。これも上と同じ理由。
- ミスをして他所に迷惑をかけたら一緒に謝りに行く。頭下げつつ両方の言い分を聞いて何が問題だったか公平に把握する。
- というようなことを自分の業務の他にやるので必然的に定時以降が本番、という状態になっていくが、相手よりたくさんの給料をもらっているのはその為だと考える。早く独り立ちしてくれればまた自分のペースに戻れるし。
- 万が一仕事ができない相手だったら、とにかく確実にこなせそうな仕事だけを振る。腹を立ててストレスをためるのは損だ。マジで使えないようなのが消えずに混ざってる恐ろしい業界に入った因果だ。
人事異動の季節。後任者の足を引っ張る引き継ぎ、新人を潰す指導を数多く見てきてやるせないので、書きだしてみた。
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